推薦者が署名しているもの
弟子入りの手引きはどれも「推薦者の見つけ方」を説く。だが推薦する側の負担を書いたものはない。州当局に宛てて署名する一通の手紙と、「確かにあった」と証言しなければならない二度の狩猟期。
あなたが今メールを送った相手に求められているのは、州の野生生物当局宛てに、自分の名前で、あなたを指導すると約束する手紙を書くことである。返信ではない。書類を提出することだ。
弟子向けに書かれたものは、この点に触れない。どれも「どう頼むか」の話だ。「何を頼んでいるのか」を書いたものは、ほとんどない。
手紙
頼みごとの正体は書類である。50 CFR 21.82(c)(2)(i)(C) に基づき、推薦者は許可を出す当局に宛てて手紙を書く。鷹狩りに用いる猛禽の飼養と訓練を学ぶこと、関係する野生生物の法令を学ぶこと、そしてあなたにふさわしい種を決めること。この三つについて助力すると明記した手紙だ。
最後の一項は、見た目より重い。あなたが最終的に持つ鳥について、推薦者にも責任の一端を負わせる条項である。
次に期間。最低二年。会費を払って夏の集まりに顔を出す二年ではない。規則が求めているのは「毎年少なくとも4か月間、猛禽を維持し、訓練し、飛ばし、狩りをすること」だ [(c)(2)(ii)(C)]。狩猟期を四か月、それを二度。そして、それが実際にあったと名前を書いて証言するのは推薦者である。
一羽だけ
弟子が所持できる猛禽は一羽までと定められている (c)(2)(i)(D)。種の規定は引き算で書かれている。ハクトウワシもイヌワシも不可。オジロワシ、オオワシ、ハヤブサ、コミミズクも不可。北米に限って分布する Swallow-tailed Kite、Swainson's Hawk、Flammulated Owl、Elf Owl も同様に除かれる。
実際に残るのは、若鳥のアカオノスリか、アメリカチョウゲンボウである。
これは妥協の産物ではない。理由は寄り道して書くに値する。パッセージ・バードとは、巣立って一夏と一秋を自力で食べて生き延びた、その一年目に捕獲された鳥をいう。難所はすでに越えている。人が近づいたときウサギが何をするかを、ウサギから学んでいる。その学費を、兄弟の多くは払いきれずに死んだ。アカオノスリの一年目の死亡率について公表されている推定値は高く、五分の四前後とされることが多い。原因はたいてい最初の冬の飢えだ。あなたの拳にいる鳥は、自分の力でそれを抜けてきた。あなたはそれを借りている。パッセージ・バードを勧める昔からの理屈は、扱いが楽だからではない。すでに狩りに成功した鳥は、人が教えられない何かを知っている。そして春には、それを損なわないまま野に返すことができる。
書類仕事の実際
施設は、そもそも許可が下りる前に検査を通らなければならない (c)(2)(i)(J)。そこから先は届出が続く。猛禽を入手したとき、譲渡したとき、足環を付け替えたときやマイクロチップを入れたとき、盗まれたとき、逃がして三十日以内に回収できなかったとき、あるいは死なせたとき。いずれも十日以内に 3-186A で報告する [(e)(6)(i)]。
これらの届出はあなたの義務であって、推薦者の義務ではない。それでも、届出を出さない弟子のために署名した鷹匠は、他人の遵法記録の隣に自分の名前を置いたことになる。記録が長く残る制度の中で、である。
推薦者がなぜ断るのか、そしてなぜ返事が遅いのか。答えの大半はここにある。
「はい」を引き出すために
何かが必要になる前に、クラブの集まりへ行くこと。頼みに行くのではない。二度は来た顔になっておく、それだけでいい。自分の州の規則は先に読み、調べ直さずに要件を言えるようにしておくこと。連邦規則と州規則の違いから教えなければならない相手は、その時点で推薦者に仕事を一つ増やしている。そして時間については正直に。年に四か月の狩りは、帽子をかぶった週末の趣味ではない。十一月にやめる人間を引き受けた推薦者は、署名を無駄に使ったことになる。
推薦者の見つけ方の手引きは、どこで、どう頼むかを扱っている。多くの人が知りたいのはそちらだろう。
これはもう半分の話だ。あなたのメールを読んでいる鷹匠は、見ず知らずの相手に自分の許可を二年間結びつけるかどうかを考えている。リスクを負うのは向こうだと理解しているかどうか。見ている限り、それが「はい」をもらう弟子と、二十通送って一通も返事が来ない弟子とを分ける唯一の違いである。
